お薦め散策東山編円山公園からの続きです。
まずは八坂神社の東側にある円山公園を散策。
円山公園は京都市で最も古い公園で、明治19年12月には太政官布告に基づき
公園地に指定され円山公園として誕生しました。
その後、明治22年市制施行時に京都府から京都市が管理している公園です。
豊かな樹々の茂る境内地に隣接した京都人気観光地のひとつです。
円山公園の園内中央に、通称「祇園の夜桜」という有名な枝垂れ桜が有名で、
桜の季節はお花見で大人気の公園です。
円山公園を散策後は公園南側、長楽館の横を通りねねの道へ、
途中、茅葺屋根の美しい花月庵や幻の銅閣寺大雲院からねねの道をぶらり
ねねの道は高台寺の西側、東山の円山公園から清水寺方面へと抜ける
全長約250メートルの美しい石畳の道です。
豊臣秀吉の正室ねね(北政所)がこの地で余生を送っていたことから
「ねねの道」と名付けられました。
ねねの道から高台寺境内に繋がる坂は台所坂と呼ばれ
美しい石畳の坂には多くの紅葉が植えられ秋には紅葉
初夏には新緑が美しく、この坂をあがり高台寺へ
高台寺はねねの道の散策には外せない京都屈指の人気観光スポットです。
ねねが慶長11年に豊臣秀吉の菩提を弔うために建てた寺院です。
豊臣秀吉とねねが祀られ、内部に豪華絢爛な蒔絵が施されている「霊屋」
桃山時代の建築物でねねが使っていた御所車の天井部分が天井に使用されている
開山堂、霊屋と開山堂を結び、龍の背中に似ていることからその名が付いた
「臥龍廊」など桜と萩の名所としても知られる庭園など見どころは満載。
また年に数回開催される夜間ライトアップは必見幻想的な高台寺が見学できます。
次は高台寺から一念坂へ続きます。