今回は清水の舞台(本堂)から音羽の滝までをご紹介します。
本堂から張り出した「舞台」の高さは約13メートル。
これは4階建てのビルに相当します。本堂は音羽山の急峻な崖に建築されています。
これは「懸造り」と呼ばれる日本古来の伝統工法で、
格子状に組まれた木材同士が支え合い耐震性の高い構造をつくり上げています。
舞台を支えているのは、床下に建てられた18本もの柱です。
樹齢400年以上の欅を使い、大きいもので長さ約12メートル
周囲約2メートルを超える柱が整然と並んでいます。
その縦横には何本もの貫が通されており釘を1本も使用していません。
現在の舞台は1633年に再建されたものです。
清水寺の名前の由来は坂上田村麻呂が、十一面千手観世音菩薩を御本尊として
寺院を建立し、音羽の瀧の清らかさにちなんで清水寺と名付けたそうです。
清水寺の開創の起源であり、寺名の由来となった音羽の瀧こんこんと流れ出る
清水は「金色水」「延命水」と呼ばれ清めの水として尊ばれてきました。
本堂をでて正面には阿弥陀堂、奥の院がありそのまま進み音羽の瀧に向かえます。
また本堂をでて左側には人気の地主神社があります。
地主神社は縁結びの神様、恋愛成就のパワースポットです。
また後日改めてご紹介します。
清水寺番外編に続く
京都観光のご参考まで
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