多くの植物は春に芽を出し、夏に葉を繁らせ秋に枯れますが、
彼岸花はその逆で冬に葉を繁らせ春に枯れ、秋に花を咲かせます。
一般的に呼ばれている彼岸花は、秋の彼岸の頃に開花することにちなんだ名前です。
彼岸花は別名が多いことで知られています。
その数、なんと1000以上とも。一番多く耳にするのは曼珠沙華ではないでしょうか。
法華経などの仏典に由来し、梵語で「紅色の花」を意味すると言われています。
彼岸花曼珠沙華の花言葉は「情熱」「悲しい思い出」「思うはあなた一人」などの
意味があるそうで、また花の色によっても花言葉が違い
赤は「情熱」「諦め」「独立」
白は「また合う日まで」「思うはあなた一人」
黄色は「追想」「深い思いやり」など
また別名もたくさんあるそうで「彼岸」「あの世」から不吉な言葉を
イメージする別名がたくさんあるそうです。
死人花 地獄花 幽霊花 剃刀花 狐花 捨子花
毒花 雷花 痺れ花 葉見ず花見ず など
「見る者の心を柔軟にする」という意味もあり
「赤い花」「天上の花」として、めでたい兆しとされることもあるそうです。
少しづつですが秋の気配を感じる今日この頃でした。